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町長室へようこそ No.8

このところ、韓国、中国、台湾などアジアから日本に来られる観光客が増えています。アジアの富裕層の旅行者は、買い物ツアーは都市部で、観光ツアーは人気No.1の北海道の雄大な景色の中でゴルフやスキーを楽しむのを好んでいるようです。ここ数年滝上町にも海外客が見られるようになっています。日本で生活しているわれわれには気付かないのですが、この背景には、ここ数年の間に円がアジアの通貨に対して弱くなって、アジアから来る人にとって日本観光に割安感が出てきたことがあるようです。

韓国総領事や菅原観光協会長との面会時の写真先日、滝上町の観光宣伝のために、菅原観光協会長、橋本商工観光課長と共にアシアナ航空・キャセイパシフィック航空・大韓航空などの海外の航空会社と、菅原会長のお骨折りで普段は会うことが難しい札幌の韓国総領事の姜 益淳(カン・イクスン)氏に面会することができ、滝上町の宣伝をするとともに総領事からアドバイスをいただきました。韓国では観光情報を得るのに1位がインターネット、2位が旅行会社で、雑誌・新聞からというのは非常に少ないそうです。テレビでもドラマの途中でCMを入れるとチャンネルを変えるのだそうです。国民性の違いなのでしょうね。ですからハングル語で入れるインターネットのサイトに滝上の観光情報を乗せるほうが韓国では効果があると勧められました。そして航空会社にもコンタクトを取ってくれるなど親切に対応していただきました。
現在、旭川には韓国からアシアナ航空が週4便就航しています。富裕層を中心に5割がゴルフ、3割がスキー、残り2割が景観ツアーで、半分は札幌方面に行くとのこと、道東・北はまだまだ知名度が低いと感じました。金(キム)旭川支店長は5月6月が旅行の空白期間なので、春一番先に咲く芝ざくらに興味を惹かれた様子で是非行ってみたいと話されておりました。今後上湧別町とも連携を取りながら、韓国はじめ海外の観光客誘致を進めていきたいと思います。パークゴルフも宣伝しましたが、全く興味を示さずゴルフでなければ駄目なようです。滝上町でもグローバル化(国際化)が始まっていることを実感しました。

農協青年部OB会の写真先日、かつて農協青年部時代一緒に活動した全道各地の仲間のOB会に、2年ぶりに出席することができました。25年経ちますとJA組合長やホクレンの役員、町村議員や道議会議員などになっていて多彩な顔ぶれが集まり、久しぶりに旧交を温めました。時節柄濃密な話も聞くことができました。プライベートな集まりにもかかわらず高橋はるみ知事にも出席していただいたのには驚きました。仲間の繋がりの広さ大切さを感じました。知事には今までも何度かお会いしていますが、こんなに身近な会合では初めてです。

町長と高橋はるみ知事の写真北海道の基幹産業である農産品の日本の自給率は39%です。自給率200%の北海道が頑張らなくてはと思います。それぞれ農業にかかわってきた立場から今後とも互いに情報を交換しながら、北海道農業のより良い方向づけに少しでも寄与できればと思っています。
雪の少ない冬から一気に春に向かうような陽気が続いていますが、水道凍結が例年より多く、芝ざくらにしばれの影響はないだろうか、畑の小麦は大丈夫か、夏の水不足は・・・と、気になるところですが、春はもうそこまで来ています。
新年度もがんばります。

滝上町長 長屋 栄一

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総務課 庶務係

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