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町長室へようこそ No.43

大空町と湧別町の視察

花観光も最終となる6月5日、菅原観光協会長、担当課職員と大空町の芝桜、湧別町のチューリップを視察してきました。今年の花観光は寒さの影響で花が長持ちし、見ごろが後にずれ込みましたが、この日は天候にも恵まれ絶好の行楽日とあって多くの観光客で賑わっていました。大空町では公園までの道路沿いにピンク色の旗の波で誘導する工夫や、園内での観光客を頂上部へ運ぶ遊覧車を、まつり時期が違う遠軽町のコスモス園と融通し合って運行していました。また湧別町のチューリップ園でも紋別流氷まつりで使う電気自動車を貸し借りし合って、有効に活用していました。両園とも遊覧車収入は入園料の次に多く、チューリップ園の掘り取り販売は、球根の更新代が十分賄える額になるなど、民間の経営感覚に近い取り組みは参考になりました。芝ざくら管理では草取りの人員が年間通じてわずか4人と滝上に比べ格段に少ないことです。雑草がほとんど見当たらず、うらやましい限りです。

芝ざくらまつりも観光協会はじめ多くの皆さんのご協力をいただき、入園者数も昨年と比べわずかな減少に留まりました。感謝を申し上げます。
一面に広がる色とりどりなチューリップ畑の写真
湧別町のチューリップ園

観光客を乗せる出発前の遊覧車の写真
遊覧車

夫婦書画展

趣味を持つことは人間の豊かさを深め交友の幅を広げます。趣味はたいてい個人個人の好みであり、夫婦であっても別々の趣味を持つのが普通ですが、武田義広・美智子ご夫妻は「書」に関連する共通の趣味を持ち、このほど日本習字鳳支部開設15周年・結婚50年を節目に、5月27日から文化センターロビーで武田黙山(雅号)さん、支部開設者である夫人の紅鳳(雅号)さんの「夫婦書画展」が開かれ、お二人の作品が展示されました。

夫婦の呼吸の合った書や水墨画の掛け軸、精巧な切り絵、多くの書家に提供した篆刻、写経などの作品は、見るものの心に安らぎを覚えさせるものでした。師匠である黒田宮司が「文字にはその人の心の動きが如実に表れる」と話されていましたが、作品からは神仏を敬う深い信仰心が感じられました。

滝上町は書道人口が多く、また歴史もあります。そのような背景が100年記念の大津童州氏の屏風や五十嵐力氏からの著名な書家の作品の寄贈をいただいたことに繋がっています。お二人には今後ともご健勝で作品づくりにご活躍いただきたいと願うものです。
武田義広・美智子ご夫妻の写真
武田義広・美智子ご夫妻
 
滝上町長 長屋 栄一

お問い合わせ

総務課 庶務係

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北海道紋別郡滝上町字滝ノ上市街地4条通2丁目1番地

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