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町長室へようこそ No.64

小檜山博さんと遠山順一さんのコラボレーション

小檜山博さんの文章と遠山順一さんの風景画が調和した色紙の画像このほど、遠山順一さんが描いたオシラネップの風景画に、郷土作家の小檜山博さんの手による文章が書き加えられた作品が出来上がりました。掛け軸と20数枚の色紙、なかでも13メートルもの巻紙に描かれたオシラネップの移りゆく四季は情緒豊かな力作です。遠山さんは、新道展入選・新日展金賞などの賞歴があり、個展も20回以上、サロンド・アミー(美術団体)の講師として活躍し、滝上町を代表する画家です。小檜山さんとのコラボを持ちかけられ、10年ぶりに絵筆をとって描いてくれました。蓄積していた力が一気に発揮されたように思います。
この絵を「オシラネップはぼくの原点」と常々言っている小檜山さんに見てもらい、自由な発想で文章を書き込んでいただきました。「雪嵐」、「風少年」、「地の音」など小説の場面やエッセーから、さらに記憶の中にある家々の地図などが書き込まれています。出来上がった作品は小檜山さんの個性的な文字と絵が融け込み、文章から浮かぶ情景そのものが絵とマッチし、おもわずオシラネップに居るような錯覚さえ覚えます。お二人による作品は新たな滝上町の財産になりました。発表展示については小檜山博文学の会の皆さんとも相談し企画したいと考えています。
小檜山博さんの文章と遠山順一さんの風景画が調和した掛け軸の画像

映画「じんじん」試写会 絵本が結ぶ親子の絆

映画「じんじん」のポスター「ゴリラと少女(あべ弘士 絵)」の画像小檜山博さんの紹介で映画「じんじん」を応援する会の応援団員の一人になり、試写会を見てきました。この映画は絵本の里で知られる剣淵町を舞台に、大地康雄さんが企画・主演の親子の絆を取り戻す心温まる物語です。
大地さんは、小檜山さんの小説「スコール」を読んで感動し、「恋するトマト」の名で映画化され、滝上町でも多くの町民が鑑賞しました。企画・主演した大地さんと小檜山さんとのトークショーも行われ、映画化の承諾をもらうため原作者の小檜山さんに便せん8枚もの手紙を書いたエピソードも披露されました。
「じんじん」は大地さん演ずる大道芸人銀三郎が幼馴染の経営する農場へ行き、農業研修にやってきた4人の女子高校生と出会い、その中に昔別れた娘の彩香がいた・・・・・笑・涙、感動の物語で、2時間余りが瞬く間に過ぎ、涙腺もゆるみ、引き込まれました。大地さんの「農」に対する思い入れも感じられました。人と人との絆が薄くなっている現代社会、多くの方に見てほしい作品です。8月に滝上町で上映会が予定されています。
映画「じんじん」のワンシーン、絵本を読み聞かせる父と子の画像
映画「じんじん」公式サイトから

滝上町長 長屋 栄一

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