ここから本文

町長室へようこそ No.86

改選後の初議会

統一地方選後、最初の定例会が6月9日~11日まで開かれ、施政方針と政策予算の審議や一般質問など熱心な議論が交わされ、全議案可決していただきました。中でも4人中3人の新人議員が登壇した最終日の一般質問には、26人もの町民の皆さんが傍聴しました。私の議員時代を含めると町政にかかわって28年になりますが、これほど多い傍聴者は記憶にありません。今期は病院の夜間救急一時休止問題など身近なテーマが取り上げられ、新人議員がどんな質問をするのかなど関心と期待が高かった結果ではないかと思います。この6月から人事交流で道から滝上町に来ている二人の課長は、予算審議に「道議会より厳しい」、一般質問にも「リアルで緊迫感がある」との感想が聞かれました。

以前、鳥取県知事の片山善博氏(慶大教授)が「地方議会は八百長と学芸会をやっている・・・」との発言が物議をかもしました。質問と答弁のすり合わせをして、本会議では双方がそれを読むだけと、議会を学芸会になぞらえ批判したもので、やり玉に挙がった北海道議会からは反発もありました。

町議会定例会の様子の写真滝上町議会では一般質問は事前に質問通告がありますが、それ以外の質問はその場にならないとわかりません。一般質問も答弁のすり合わせはしていませんので、再質問、再々質問は答弁によっても変わり、どう展開するか予想しがたいために、丁々発止でやりあうのは傍聴者にとって見ごたえがあるでしょうが、真剣勝負はなかなか大変です。しかし、行政も議会も目指すところは同じで、山登りにたとえると、時にはルートが少し異なる場合があるということでしょうか。いずれにしても町民のための行政ですから、議会と議論を積み重ね、より良い町づくりを目指していくことに変わりはありません。今後とも活発な議論を期待するところです。

ふるさと納税

「ふるさと寄付」返礼品の画像滝上町では開拓100年を契機に平成20年(2008年)から「ふるさと寄付」を設け、対象事業を(1)芝ざくら(2)植樹(3)住民活動に充てることとしご協力いただいております。ご寄附いただいた方には芝ざくら滝上公園や郷土館の無料入場券、ホテルの割引券などを送らせていただいています。
先日、ホテル渓谷で開かれた滝上高校の同期会に招かれ、本町のPRをしました。歓談の中でふるさと納税の返礼品が話題になり、滝上のふるさと納税を魅力あるものに考えてほしい、滝上のジャガイモやアスパラ・山菜などは、スーパーで売っている野菜にはない懐かしいふるさとの味がするので、町の活性化のために活用すべきだとの強い要望がありました。地場の特産品は味もよく人気がありますので、返礼として活用できる他のアイデアも検討し、期待に応えるためにも実現を図ってまいります。

滝上町長 長屋 栄一

お問い合わせ

総務課 庶務係

〒099-5692

北海道紋別郡滝上町字滝ノ上市街地4条通2丁目1番地

電話:0158-29-2111

FAX:0158-29-3588

本文ここまで

ページの先頭へ