町長コラムNo.31 「人生の二毛作」
「第10回町長カフェ」
3月7日「町長カフェ」を開催し、今回も、17名の皆さまと自由で気ままな時間を共有して、町の話題についてお話ししました。気が付けば町長カフェも第10回目となりましたが、3の倍数月に合わせて開催し、議会でお話している「行政報告」の内容や、町政のヒント探しのために参加した方々の近況をお聞きすることを大切にしています。さて今回、「通帳を確認したら3月分の水道料が引かれていないけどなぜ?」まずはこの疑問から始まりました。これは、国が市町村などの地方自治体に交付した重点支援地方交付金を活用しているもので、本町では町民一人当たり20,000円の商品券配布と水道及び雑用水等の令和8年3月分の使用料を減免するものです。カフェの場でもお話ししましたが、周知が不十分であったことをお詫びし、準備が整い次第、商品券とともに水道料減免についての案内についてお知らせします。
また、町の誇りを語るお話も多く「オホーツク海から吹いてくる海風と、浮島湿原から降ってくる山風がちょうど合わさるのが滝上。山や野草が豊富で毎日自然を楽しんでいます。」とのお話。私たちが当たり前だと思っているこの町の環境の素晴らしさを美しい言葉で表現してくださり、なんだか誇らしい気分になりました。「車に乗ってくる途中に結構人が出てきて、春になってきたかなというのを感じている。」という意見や、ご自身のお名前の由来に関するご夫婦のユーモア溢れるお話も飛び出し、会場は温かい笑い声に包まれました。
その中で、今年の新年書初め大会で「町長はなぜ、『利』という字を書いたのか」という話題になりました。これは、毎年、社会教育に携わる職員の名前から一字いただいており、令和6年は「伸」、令和7年は「平」、令和8年は「利」であり、どの字も縁起が良いので毎年の書初めで大きく書かせていただいていることを暴露しました。ちなみに「利」という漢字は、もともと「禾(いね)」と「刀(かたな)」から成り立っているらしく、熟した稲を鋭いカマで手際よく刈り取る様子を表し、そこから「鋭い」「スムーズに進む」「役に立つ」といった意味が生まれたそうです。
そんな「利」の意味について考えたある参加者は、「人生の二毛作」という考えに至ったとのおはなしも。年金を受給する世代になり、これまでできなかったことに挑戦しようと、クロスカントリースキーの大会に出場されたり、子どもたちへクリスマスのお菓子を寄付されたり、さらには担い手不足で途絶えそうになっていた神社の「獅子舞」の復活に奔走されたりと、そのエネルギーに感心するばかり。同時に「人生の二毛作」の視点で、今後の町事業を企画・実施するのも面白いと思いました。
話題は尽きません。3月中にプレオープンを迎えるスーパー(まちなか活性化貸店舗)や診療所について、期待する意見や厳しい意見など様々な声を伺いました。また、免許の更新手続きが町内でできなくなることについては、紋別警察署から担当課長が来町し丁寧な説明をしていただき、自由で気ままな時間はあっという間に過ぎ去りました。
次回の町長カフェは6月を予定しています。また皆さまの元気なお声を聞かせていただけることを、心より楽しみにしています。


