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町長室へようこそ No.10

5月で町長に就任してから丸一年がたちました。あっという間の1年ではなくもう何年もたったような長い一年に感じていますが、それだけ自治体を取り巻く多くの事案があるということなのだなと思います。時代に流されず、しかし取り残されず、これからも進んでいきたいと思っています。

人気者颯爽登場

花畑と雪だるまの写真今年は雪も少なく春の訪れが早くて、しかも4月の気温が異常に高く、芝ざくらも2週間ほど早く咲きはじめ、サクラ・コブシ・ツツジが同時に咲くという珍しい状況になりました。これも地球温暖化の影響でしょうか。団体のツアーは中旬頃からですので、花の最盛期にもかかわらず訪れる観光客は個人客が中心です。町のホームページで日々写真を更新していますが、お客様の動きは敏感です。5月10日には機転をきかせた観光担当者が前日に降った雪を峠から運び雪ダルマを公園に作ってくれました。これが大好評で大勢の観光客が雪だるまと芝ザクラをバックに写真を取っていました。中でも雪に触ることなどない台湾からの観光客は大喜びでした。花が長く持って、多くの入園者を期待するところですが、ガソリン高騰の影響でしょうか、昨年よりも観光客の出足が鈍いようです。

植樹祭

町民が植樹する様子5月11日には100年記念童話村植樹祭がおこなわれ、香りの里渓谷公園周辺に多くの町民の方々の手によってエゾヤマザクラとヤマモミジ合わせて300本ほど植えていただきました。今回の植樹祭にはニトリ家具様の「ニトリ北海道応援基金」から多大な寄付をいただきまして、深く感謝するものであります。植樹祭では林業協同組合理事長の後藤好基さんが「真剣に、丁寧に、愛情を込めて植えてください」と挨拶され、皆さんは100年の思いを込めて丁寧に植えていました。何年か後には美しい桜並木・紅葉が見られるようになります。植樹祭にあわせて、童話村を育てる会であっせんした170本の桜の苗木も配られていましたが、5本、10本と買い求める人もいました。各家庭の庭で100年記念の植樹として育っていくことと思います。

濁川での集い

同日濁川である集いがあり出席しました。ある集いというのはこの春着任された小学校の校長先生と駐在所の警察官、駐在所を退職されて濁川に定住された元警察官の歓迎会、「迷士の会」会員・地元新町町内会の花見という盛沢山の名目によるものでした。あいにくの小雨と寒さで防寒装備をして、地元森田寛さん宅前でジンギスカンや焼き鳥・豚汁そして、やかんの燗酒もごちそうになりながら50人ほどの方々と楽しく懇談することができました。「地域懇話会ではなかなか話せないことも、このような集まりでは、気楽に話すことができる」との声もありました。このような集まりで老若男女の方々と交流し、意見交換ができることは嬉しいことです。ついついご馳走になり過ぎましたが、これからも都合のつく限りどこへでも出席しますので、声をかけてください。

4月の気温とはうって変わって低温の日が続いています。衣替えをしたばかりですが、一枚多く着ています。ちょこちょこと風邪が流行っているようですから皆さんも気を付けてください。5月25日ののど自慢、滝上からはどなたが予選を通過するのか楽しみです。皆さんも応援してください。

滝上町長 長屋 栄一

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