町長室へようこそ No.12

開発局の談合続発問題を機に道開発局の廃止論が勢いづき、府県と比べ整備が遅れている北海道の特例措置削減にいずれ及ぶのではとの懸念があります。分権委からは今後、開発局のみならず他の省庁の出先機関も整理する2次勧告が出される動きです。またこれとは別に国直轄の国道の15%・河川の40%の管理を国から都道府県へ移すよう勧告が出ました。具体的な名前は発表されていませんが、国道273号・渚滑川が道管理になるのか注視していく必要があります。今後とも地方分権にかかわる動きからは目が離せません。
今回の省庁まわりで、これまでと大きく変わったのはセキュリティです。これまで財務省以外は名刺で入館できましたが、今回から訪問者は写真付きの身分証明書を見せて通行証をもらい、それをセンサーに当て扉を開かせるのです。省庁職員はすべてICチップカードを使い扉を開けます。通行証は建物ごとにすべて違いますので毎回検査を受けなければなりません。サミットに関係なく非常に厳しくなりました。
東京陳情は、とにかく歩きます。省庁の中は冷房が高く設定されているのか生温かく、湿度も高いためすぐ汗だくになります。夏の北海道の過ごしやすさがありがたく感ずる陳情のひとこまでした。

片道1.4キロほどの道程ですが樹林はほとんど人の手が入ってなく、数百年経つアカガシや、カゴノキ他極めて多様な植生がみられます。100年前滝上に初めて足を踏み入れた高知県人は故郷と全く異なった原始の森にどんな思いで開拓の斧をおろしたのでしょうか。
横倉山の地質は日本でも屈指の古いもので、四億三千万年前のサンゴ礁の化石が見つかっているのは驚きです。博物館にはかって横倉山とオーストラリアが近いところにあったことを物語る植物の化石も見られるなど、横倉山は学術的にも貴重なものが多く興味深く見学しました。
吉岡越知町長に100年記念式典への出席をご案内したところ、大変ありがたいと、この際町民にも呼びかけてバス1台くらいの20~30人で行くことを早速検討するとの運びになり、さらに、越知町も昭和の大合併で新越知町になってから50年を迎え記念の式典を10月25日に行う予定で、滝上町にも案内をするので、出席してほしいとの要請をうけました。
今年から売り出した七味トウガラシの原料の一つ山椒の畑も視察できました。
奇しくも、今年越知町と滝上町がそれぞれ大きな節目の年まわりになることに、友好交流町同志の因縁を感じる訪問でした。今年を契機にさらに交流を深めていきたいと思います。
滝上町長 長屋 栄一
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