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町長室へようこそ No.42

町長室へようこそを再開します

4年に一度の節目となる統一地方選挙がおこなわれ、町民の皆さま方をはじめ多くの方々のご支援をいただき、2期目の町政を担うこととなりました。身の引き締まる思いを強くしております。これまでと同様、「生活者に軸足を置いた行政」と「現場主義」を基本に町政を進め、6項目の基本姿勢とそれぞれの公約を実現すべく今後の議会に提案していく予定であります。皆さま方から寄せられました信頼と期待に応えるため、全力を尽くす覚悟でございますので、一層のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

3月11日の東日本大震災と原発事故で、3月20日に福島県から滝上に避難して来られた被災家族の方々は、「風呂に入り温かいご飯やみそ汁が食べられることが幸せです。当たり前のことがこんなに幸せなことだと気づかされました」と語っておられました。豊かさを求め続けてきたわれわれの生活が、未曾有の大震災をきっかけに「暮らし方」「豊かさとは」を問い直されていると思います。

福島の原発事故で、この夏電力不足が見込まれる都市部では店の照明を減らしたり、家庭での節電や企業が工場の操業を土日に分散させるなどの取り組みがおこなわれます。インターネット上には東京電力の電気の消費率が数字で示され、100%をかなり下回る数値で推移しているのを見ると、私たちは今までなんと電気を潤沢に使ってきたかが伺えます。われわれの住んでいる北海道の電力は十分に足りて、北電から東京電力に60万キロワットを応援できるそうですが、わたしたちも無駄な消費はしないように生活スタイルを見直す必要があると思っているところです。それにしても原発事故は放射能物質のコントロールがいかに危ういものであるか、解決の終焉が見えないことに不安がつのります。
“安全神話への過信は禁物”

道の駅を観光情報発信の拠点に

ちょい食べコーナーで軽食を楽しむ観光客の写真道の駅の集客向上と情報発信の拠点化を目的に、このほど十数年ぶりに店内を改装し、「ちょい食べコーナー」を設けました。売店も専門家に依頼し、買ってみたくなるよう少し垢抜けした陳列に変えてみました。連休の3日間「うまいもん市」を開催し、従来外のテントで行っていたものを今回から2階に移し、ラーメン、うどん、カレー店を出店していただきました。2階での食事提供は初めてでしたが、天気の影響で観光入込数がいまいちだった割にはまずまずの成果があったようです。売店の方も高額なテーブルが売れるなど早くも改装効果が表れたものと思います。これから観光客の皆さんの動向を基に、次のステップに進める予定で、道の駅を観光の拠点として成長させたいと考えています。

今年の天候には泣かされます。4月19日以降暖かい日はほとんどありません。札久留の山並みも例年は残雪が稜線に見えるくらいになるのですが、まだ山全体に雪が残り冬に向かうような様相です。早く暖かくなってほしいですね。

滝上町長 長屋 栄一

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