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町長室へようこそ No.46

どじょう演説

野田総理の演説で引用された相田みつをさんの「どじょうがさ、金魚のまねすることねえんだよな」がブームになっていますが、今までの首相とは一味違う印象で、下手に出る姿勢が案外受けているようです。作者の相田みつをさんは、どじょうと金魚を比べても意味がない、それぞれの命を生きればよい。と語っていたそうですが、野田総理は誰を金魚に見立てているのでしょうか。
先日あるセミナーで講師が、「どじょうは英語でローチといい、ローチにはバカ・まぬけという意味もあり、一国の首相が自分をドジョウにたとえるのはどうか」とありました。いろいろな見方があるものですね。そのことはさておき、一国の首相が1年ごとに交代するようでは、落ち着いた政治ができるわけがないですね。もし自治体の首長が毎年変わっていたら町はどうなりますか。
一方、震災の復旧・復興にひとつになって取り組まなければならないときに、相も変わらず解散を唱える野党では情けない限りです。国力が弱っている時ですから「どじょう総理」には泥どろになった日本を立て直すよう頑張ってもらいたいと思います。

北の映像ミュージアム

オープニングで挨拶する小檜山博先生
北の映像ミュージアムにおいて

先日、さっぽろ芸術文化の館(旧北海道厚生年金会館)に開設された「北の映像ミュージアム」のオープニングに出席しました。理事長兼館長は小檜山博さんで、有志の方々が10年ほど前から構想を練ってこられ、実現の運びとなったそうです。北海道の美しい景観を生かしたロケ撮影はずいぶん多く行われていて、400本を超える映画作品やテレビドラマも数多く作られていますが、映像に関する貴重な「財産」は放置されていて、危惧した皆さんがNPO法人を設立し、資料・スチール写真などの収集を進めてきたものです。
昭和62年(1987年)に滝上でロケが行われ、多くの町民がエキストラ出演した小檜山博さん原作の「光る女」の資料も展示されていました。当時町民センターでの上映会は期待したほどエキストラ役が映っていなく、期待が外れた思いでしたが、町民が小檜山文学を知る大きなきっかけになりました。館長の小檜山さんはあいさつで、「文化があるところには人が集まる。そこに仕事が生まれ、経済がおこる。」といわれました。滝上は文学者を3人輩出しており、文化の生まれる素地を大事にして活性化につないでいきたいものです。
小檜山文学を紹介するコーナーの画像
原作:小檜山博 作品名:光る女

滝上町長 長屋 栄一

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