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町長室へようこそ No.48

友好交流町10周年記念行事 越知町にて その2

横倉山杉原神社の巨杉の画像越知町は日本最古4億年以上前の石灰岩が隆起してできた横倉山を抜きにしては語れません。最初に案内していただいた横倉山中腹にある杉原神社の境内には、樹齢600年、幹囲7メートルの巨杉をはじめ杉の巨木が数多くあります。壇ノ浦の戦いで入水したとされる安徳天皇は、実は落ち延びてこの横倉山に住んだという伝説が残っており、安徳天皇陵墓参考地として宮内庁所轄地となっています。漂う空気がなんとも神秘的です。

世界的な建築家・安藤忠雄氏によって設計された横倉山自然の森博物館には、南半球にあった大陸が分裂し、一部が長い年月をかけて横倉山の位置に移動してきたことを示す生物の化石をはじめ、貴重な岩石や隕石が数多く展示されています。またアカガシの木や豊富な越知町の自然・文化歴史も紹介されています。
当日は高知市の小学生一行が来ており、展示してある岩石に触れ音や性質の違いを研修していました。
清流日本一の仁淀川の画像
越知町コスモスまつりでのコスモスの画像
越知町は1000年前、修験道の霊場として開かれ栄えたといわれ、深い歴史のあるまちです。清流日本一の仁淀川にはキャンプ場も多く釣りや川遊びの場として人気がありますし、河川敷にある宮ノ前公園ではコスモス祭りが開催されていて、ツガニ(川ガニ)のうどん・混ぜご飯やとろとろ牛すじ丼・土佐あか牛バーガーなどB級グルメが多く並び、賑わっていました。滝上町フェアにもカボチャやコーンスープを買い求める越知町民の姿が見られました。
歴史とロマンあふれる越知町にぜひ多くの町民の方々が訪れて交流を深めていただきたいと思っています。

TPPは誰のため

多くの反対にもかかわらず、野田総理は「TPP交渉参加に向けて関係国との協議に入ることにした」というあいまいな表現で事実上協議が始まりました。
アメリカをはじめ参加国から歓迎の意が表明されたAPECでの日本の交渉参加表明。先月末、政府の内部文書が明らかになり、それには「アジア太平洋経済協力会議で日本が参加表明できれば米国が最も評価するタイミング。大きな選挙がないタイミングで参加を表明できれば、交渉に参加しても劇的な影響は発生しない。実際の交渉参加は12年の3月以降。参加表明の際は「TPP交渉の最大の受益者は農業」としっかり言うべきだ。」と本音が書いてある。
滝上町の農業関連の影響額を試算すると25億円を超える。さらに地域経済に与える影響は極めて大きいと危惧される。
朝日新聞の世論調査では日本の交渉力に期待できないと答えた割合は75%。なんとも遺憾である。「野田総理、向いている方向が違うのでは?」
清き川の水がとめどなく流れる様子

滝上町長 長屋 栄一

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