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町長室へようこそ No.49

1月4日成人式にて、長屋町長が挨拶している写真
平成24年(2012年)の元日を穏やかな初日の出とともに迎えることができました。本年も「町長室へようこそ」のご愛読をよろしくお願いいたします。
今年の干支は壬辰(みずのえたつ)、シンとも読む辰は草木が伸びて形が整う状態を意味するそうです。大震災が起き、「再生」や「復興」に縁のある昨年の卯年から「物皆生ず」の辰年になります。辰と同様に書かれる龍・竜は古来、吉兆や祥瑞を表す縁起の良いものとされていますので、明るいニュースの多い年になるよう期待したいものです。私も還暦を迎えましたので、スタートに戻り初心忘るべからずの気持ちで頑張ります。

成人式

平成24年(2012年)新成人の集いにて、自己紹介している新成人の写真
1月4日オホーツク管内のトップを切って成人式が行われました。今年は23名の新成人が来賓はじめご家族の出席のもと20歳の門出を祝いました。
成人を祝う挨拶では「みなさんの生まれた平成3年(1991年)から4年(1992年)にかけて、世界ではソビエト連邦が消滅し、日本では雲仙普賢岳で大火砕流により大きな被害が出たこと。携帯電話ムーバが発売され携帯を持つ人が急上昇するブームになったこと。相撲では横綱千代の富士が引退し、若貴ブームになり、SMAPがCDデビューしたこと。滝上町ではふるさと創生事業により、旧鉄橋が虹の橋として改装され、香りの里にはフレグランスハウスがオープンしたこと」など、20年前の世相を話しました。
楽しみにしている新成人の自己紹介では、それぞれの近況や将来の目標が語られ「小さい頃からの夢だった老人ホームに就職が内定したので、次の目標は祖父母に花嫁姿を見せること。ただし若気の至りの無いようにします」など、ウイットに富んだ挨拶も聞かれましたが、全体に生真面目な印象の新成人の皆さんでした。厳しい時代でありますが、権利と義務を責任をもって行使するよう活躍に期待します。

収穫感謝祭

滝上産の小麦を使って作ったうどんやお好み焼き、おしるこなどの写真
1月14日、畑作振興会による恒例の、滝上産小麦を使ったうどんを試食する収穫感謝祭が文化センターで催されました。新しい品種キタホナミの粉を生地に、朝からご婦人の方々が準備にあたられ、参加者が麺棒で0.5ミリくらいまで伸ばしていく作業に私も初めて挑戦しました。しかしこれがなかなか難しく、四角く均一の厚さに仕上げている人とは対照的に、オーストラリアの地図のようになってしまいました。
普及センター所長の話では、小麦栽培をしている所でも地元で製粉機を持っているのは滝上町くらいで、フスマの混じった一見ソバ粉と似た色合いでしたが、ミネラル豊富な手づくりうどんの味を堪能しました。他にもおしるこ、お好み焼き、いも・かぼちゃ団子、キムチといった全て町内産の原料を使ったものばかりで、こだわりの特産品に育ってほしいと思いました。子どもたちも多く参加し、畑作農家のパワーを感じる収穫感謝祭のひとコマでした。
子供の参加者がうどんを切っている写真
切ったうどんをバットに移している写真
参加者がお好み焼きを焼いている写真
滝上町長 長屋 栄一

お問い合わせ

総務課 庶務係

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北海道紋別郡滝上町字滝ノ上市街地4条通2丁目1番地

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