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町長室へようこそ No.59

たきのうえ交流センター(仮称)で放課後子ども教室

放課後子ども教室は、帰宅しても父母が働いているなどの理由から、放課後を学校の空き教室などで過ごす児童生徒のために設けられた事業ですが、現在小学校に空き教室がないため交流プラザを利用しています。

児童館も老朽化が進んでおり、施設の整備を検討していたところ、このほど農水省の交付金事業が決定し、滝上小学校の工作室を取り壊して「たきのうえ交流センター(仮称)」を建てることにしました。

世代間交流や住民の交流施設として、放課後子ども教室に使うほか、地域の集会所、また昔の遊びや文化の伝承、他町村との交流(越知町との子供交流)など多目的に利用するものです。学校敷地の中に建てますが、有効に活用していただきたいと思います。今年度着工し、25年度に完成の予定です。

危機管理での決断する力

滝上町は災害の少ない街ですが、予期しない災害が起きている近年、危機管理意識をしっかり持つことは重要なことです。先般、「ふるさと再生・行動する首長会議」で猪瀬直樹東京都副知事の基調講演“いざという時に優先すべきことは何か”で自身の体験をもとに話しがありました。

「東日本大震災の大津波で、気仙沼の公民館に取り残されていた障害児童施設マザーズホーム園長が打った「火の海 ダメかも がんばる」とのメールはイギリスにいた長男に届き、長男はツイッターで「拡散をお願いします!」とSOSを要請。それは瞬く間に広がり、それを見た東京の男性が、猪瀬副知事にツイートした。副知事は東京消防庁に提案し、翌朝にヘリコプターを現地に向かわせ、400人全員を救助した。」

混乱している時はデマも多いが、短い言葉で事実をどう伝えるか、言葉の力が重要だ。5W1Hをしっかりすること。また、“危機管理で重要なことは、今最優先で取り組むべきことは何か。危機の最中に何よりも重要な事は、ルールを守ることよりも、即断即決の実行力である”ルールを守ることにこだわって機を逸しては手遅れになるという話でした。肝に銘じたいことばです。

スマートフォンなどによる社交的ネットワークが急速に進んで、数年後には携帯を上回るそうです。
情報伝達の進化スピードが速すぎる・・・・・。
「ふるさと再生・行動する首長会議・政策研究フォーラム」参加者の写真
猪瀬直樹東京都副知事が講和する写真

滝上町長 長屋 栄一

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