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町長室へようこそ No.60

平成25年(2013年)の新しい年を迎え、本年もご愛読をよろしくお願い申し上げます。今年の癸巳、巳年の意味は冬眠していた動物たちが地上に出て活動を始める、因習的生活に終わりを告げることだそうです。癸巳年には歴史上の節目となる大きな出来事が起きています。また今年は20年に一度の伊勢神宮の式年遷宮(神様の引っ越し)と出雲大社の遷宮が初めて同じ年に行われます。偶然ではない大きな変化の始まりがあるのでしょうか。

経済・成長・金融が強調され、景気回復への期待が大きく明るい兆しが感じられますが、経済の陰で落ち込んでいる倫理・道徳を取り戻すことも大事です。「衣食足りて礼節を知る」今年が大転換の分水嶺になることを期待したいですね。

豪雪と停電の教訓

道が無くなるほど高く積もった雪の写真前号に危機管理の話を載せたばかりでしたが、さっそく12月9日には豪雪にみまわれ、危機管理を試される事態になりました。その10日余前、猛吹雪により室蘭や登別で停電が続き市民の皆さんが暗くて寒い生活を強いられました。滝上でも平成10年(1998年)11月に84cmの湿った大雪による停電が、17時間も続いたことがありましたから、万が一に備え避難所に指定した文化センターと基幹集落センターにポータブルストーブや毛布などを運び入れましたが、停電もなく利用するには至らなかったのは幸いでした。

一方課題も見つかりました、冬場は窓を閉め切っていますので、広報車の声が届きにくく、停電時は電話も使えなくなります。今後、住民の皆さんに情報を伝える有効な方法を検討するなどし、危機管理に備えたいと思います。

今回の豪雪では町内会長さんや民生委員さんをはじめ住民の皆さん、休日にもかかわらず出役してくれた役場職員の皆さんのご協力で乗り切ることが出来ました。心から感謝申し上げます。

滝上町長 長屋 栄一

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