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町長室へようこそ No.89

暮らしやすさと子育て支援の取り組み

4月から国保病院の夜間救急診療の休止をしておりますが、看護師の採用が10名(内夜勤可能7名)となり、年内に再開できる見通しになりました。採用看護師がある程度仕事に慣れてからになりますので、再開時期が決まり次第お知らせいたします。なお、在宅訪問診療は夜間救急診療が再開し、軌道に乗ってからとなります。ご不便をおかけしますが、もう少しお待ちください。
高齢者の暮らしやすさを確保する雪かきサービスについて、9月議会で予算が承認されましたので、今年の冬から実施します。除雪をしていただく事業者や個人などの作業者登録、そして社会福祉協議会、町内会、民生児童委員などにご協力をいただき、互助の精神をもとにとり進めたいと思います。初めての取り組みですから、不具合も出てくるものと思いますが、手直しをしながら進めてまいります。
子育て世代の応援についてですが、若い世代の子育ての負担を応援する取り組みとして、今年度は10月1日を基準日にし、2歳児までの赤ちゃんにおむつの支給、小学校と中学校それぞれに入学準備として文房具や学生服・ジャージなど、幼児から中学校まで各年の子どもに応援券を支給します。これまでも医療費の無料化などを実施してきていますが、さらに手厚い支援となります。具体的には広報などでお知らせします。今後とも公約を一つ一つ実現してまいります。

オホーツクへのガーデン街道へ

「陽殖園」の園主、高橋武市氏の画像本州からリピーターが多い「陽殖園」の園主、高橋武市氏がこのほど朝日新聞の全国版2面の「ひと」欄に掲載され、記事を見た本州の知人らから新聞やコピー、メールが送られてきました。道内版には滝上のニュースが載ることはありますが、全国版は稀ですからうれしい限りです。8月には日本造園学会北海道支部から高い評価を得て「北の造園遺産」に認定されました。同じ斜面から季節ごとに次々と違う花が咲き誇ってくる「武市マジック」、自然の持つ力を巧みに取り入れ、一人で長年かけて築き上げた花園からは、園主である武市氏の感性と思いが伝わってきます。行商で培った軽妙なトークで訪れる人々を魅了する人柄も多くの人を惹きつけるのでしょう。
一方、昨年に引き続いて、上川町の「大雪森のガーデン」と旭川市の「上野ファーム」を訪れました。今年はこの二つのガーデンと大雪山国立公園を結んだ北海道ガーデンショーの開催とあって、PRも力が入っていました。「森のガーデン」は昨年よりもボリュームを増した感じでしたが、一番の売りは花や樹木が混んでいないゆったりした空間の広さでしょうか。
もう一つの「上野ファーム」は昨年から隣地を整備し、新たなガーデンができていました。昨年からの植え込みとは思えないほど草花の高さもボリュームもあり、イングリッシュガーデンの特徴を持った「上野ファーム」とは全く違う様相で、新たな魅力を持つガーデンが誕生したと感じました。
上川とオホーツク、それぞれ違う魅力を持っている「陽殖園」、「上野ファーム」、「大雪森のガーデン」がコースになり始めています。「オホーツクへのガーデン街道」が定着する線の取り組みも重要になってきます。

滝上町長 長屋 栄一

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