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町長室へようこそ No.90

第2回ふるさと滝上大同窓会

15年振りに復活した「札幌滝上ふるさと会」による第2回「ふるさと滝上大同窓会」が、9月25日昨年と同じ札幌ビール園で盛大に行われました。参加者は200人で昨年とほぼ同じ人数ですが、昨年に引き続いて参加された方が半数、今回初めての方が半数でした。参加者の年代では60代が最も多く、仕事から解き放され、行動しやすさにつながるのでしょうか。また、滝上出身者とのつながりで来場された方々の参加もありました。
この集まりは、食べ飲みの場を介して、互いに古き良き時代を思い起こし、また近況を語り、世代を超えた交流を図ることが目的ですが、さらに、ふるさとから離れて暮らしていても愛する滝上がよくなってほしいとの願いがあり、町に対する応援や提言がありました。大同窓会とは別に、どこかで町に対する提言などを自由に話す懇話会を設けてほしいとの意見がありましたので検討したいと考えています。
次回の取り組みについて、小檜山博会長から提案があり、来年の同窓会をふるさと滝上で開催することに決まりました。多くの皆様にふるさとの良さを楽しんでいただきたいと思います。

強風被害

10月2日には、台風並みに発達した低気圧による暴風で、観測史上2番目となる瞬間最大風速26.7メートルを記録しました。このため家屋のトタン屋根が飛ばされ、市街地では倒木により車やテレビアンテナが被害を受けました。農業では収穫前のサイレージ用トウモロコシの大部分が倒伏や折れるなどの被害が出ました。さらに、8日には台風23号が紋別市や海岸部の地域に200ミリの大雨をもたらしましたが、滝上町の雨量は77ミリと、被害には至りませんでした。
自然災害の少ない滝上町ですが、近年は局地的に豪雨や暴風、竜巻の被害が日本各地で起こっており、災害に備え、行政・住民それぞれ日ごろからの準備が必要です。
なぎ倒されたサイレージ用トウモロコシの収穫作業の様子ところで、強風で倒れたトウモロコシですが、被害後、雄柏地区の圃場の収穫作業を視察しました。なぎ倒されたサイレージ用トウモロコシの収穫作業では、旧タイプの機械ではロスが相当出て圃場に相当残ったと思いますが、高性能の刈取り機械を導入していたおかげで、おおむね全量収穫ができたことは不幸中の幸いでした。酪農家の皆さんも安堵していると思います。
一方、雄柏では熊の被害が目につきました。獣の侵入を防ぐため、各農家は圃場の周囲に電気牧柵を張り巡らせていますが、学習能力の高い熊は線の下の地面を50センチほど掘って侵入し、サイレージ用トウモロコシを食い荒らしています。この酪農家では熊による食害が15%にもなることから、熊の食べる分を見込んで作付している有様です。
ともあれ、この冬以降の乳牛のエサが確保されほっとしています。

滝上町長 長屋 栄一

お問い合わせ

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