町長室へようこそ No.111
網走西部流域「北海道立林業大学校」誘致促進期成会要望活動

国内の林業大学校はここ数年、開学が活発化し新たに11校増え、17校になっています。この背景には、林業を成長産業として位置づけた国の方針が大きく後押していることと、長く低迷していた国産材の自給率が上向き、担い手である若手林業技術者の育成・確保に力を入れ始めたことです。北海道でも高橋はるみ知事が3月の道議会で林業大学校の設置を表明し、これに伴い道内では誘致に名乗りを上げるところが出てきました。
網走西部流域は今年、国の「林業成長産業化地域」(全国16地域)に北海道で唯一選ばれました。工場整備などハード事業と共に大きな柱として「林業の新たな価値創造を担う人材育成」を掲げ、種苗・造林・造材・製材加工・バイオマスなど林業界が必要とする人材の育成に取り組むこととしていることからも、本流域での林業大学校の設置がふさわしいと要望したところです。
幡宮水産林務部長からは、「西部流域は川上から川下まで整っている地域と認識している。道議会でも大学校の質問も出ており、林業事業体がどういう人を求めるかアンケート調査する一方、大学の先生からもどういう人が担い手として必要かの意見を求め、現場のニーズと作る大学校がミスマッチの無いように年度内に構想を固めたい。誘致の要望は他の地域からもきている。水産林務部だけでは決められない」と選定作業はこれからであることを強調していました。
私から「広大な北海道に1校だけつくればいいというものでなく、実践教育に重点を置きながら様々なコースをつくるなど北海道らしい大学校にすべきだ」と提案しました。今後期成会の実務を担う幹事会で具体的な提言をまとめ、引き続き要望することにしています。
公設民営スーパーにマスコミから注目が

食生活は、やはり生鮮品を自ら調理をすることが食に対する欲求であり、それが食文化だと思います。買い物困窮者を出さないために重い判断をしましたが、開店時に「ここで買い物ができるようになってうれしい、安心した、町外に行かなくて済む」など、住民の皆さんの安堵の声をいただき、やってよかったなと思いました。今後も新聞やテレビであらためて大きく取り上げられそうです。
実践酪農学体験研修

滝上町長 長屋 栄一
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