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町長室へようこそ No.132

まつり所感

8月の最終日曜と、9月の第一、第二土日は三つのまつりで賑わいました。最初の「ふれあい広場・健康まつり」は、年令、性別、障がいのあるなしにかかわらず、互いに理解しあい支えあう互助の地域づくりと自らの健康管理に気を配る意識を高め、健康長寿を目指すものです。毎年、社会福祉協議会を中心にした実行委員会と多くのボランティアに支えられて開催されています。今年はこれまでの滝高生のイベントに代わり、紋別市などから参加してくれた小学生から若者までのヒップホップダンスが場を盛り上げ、一緒に来た親御さん達で、例年よりも多くの参加がありました。会場の設営が昨年までとは違い、テントを参加者に近づけ、会場中央に簡易なテーブルを設けて食べ物が置きやすい工夫がされていました。福祉は気配り心配りが大事です。社会福祉協議会の役員が大幅に変わり、新たな意気込みと雰囲気の変化が感じられました。
童話村たきのうえふるさとまつりの丸太切りの画像次に、秋まつりの第一弾である「童話村たきのうえふるさとまつり」の丸太切りでは、回数を重ねるにつれ認知度も上がり町外からの参加者も増え、成長するイベントになりつつあります。女性の部の優勝金額を男性と同額にしたのに伴い、丸太の径も太くなり、気温も高かったことから筋力の負担も相当だったものと思います。来年からトウモロコシ、ジャガイモ、大根おろし早食いをトライアスロン形式のセットでやるのも面白いのではないか、と実行委員会に伝えました。
また、会場での食べ物や飲み物はまつりの定番メニューの他に地場の産品を使った珍しいものが出ていました。初めて食べたポルチーニ丼は、何と世界でも稀少な茸で、イタリアでは日本のマツタケのように重宝されるものです。世界三大キノコの二種類が滝上で採れるのは驚きです!食の資源として新たな活用の途を広げてはと思います。

濁川おまつりをたのしむ会でのかぼちゃ転がしの画像第二弾の「濁川おまつりをたのしむ会」は、子供から高齢者まで誰でもゲームに参加できる参加型を随所に取り入れ、150人ほどが参加したカボチャ転がしは、入賞できなくともカボチャがもらえるなど、飽きさせない工夫がされていました。後半はバンド演奏や管内出身の「走裕介」歌謡ショーでは音響もよく、上手さが十分伝わり、清里町から来た農家主婦の追っかけさん達と楽しく聞き入りました。フィナーレは昨年濁川八幡神社が移転新築したのを機に、10年(?)振りに復活した「ビックリ撒き」で、町内外から集まった600人もが特設やぐらから撒かれる日用品などを拾う争奪戦が繰り広げられる様は物凄いものでした。町外の方々に「100%民間の寄付によるおまつりで、町の補助は0円です」と話すと、ええっ!?と驚きますが、地域の有志の心意気に感心感謝いたします。三つのまつりに係わったボランティアの方々にお礼申し上げると同時に、それぞれ特徴を伸ばしながら発展することを望むものです。

滝上町長 長屋 栄一

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まちづくり推進課 情報係

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