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秋のこどもまんなか月間のお知らせ

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 児童虐待に関する相談対応件数は依然として増加傾向にあり、子どもの生命が奪われる重大な事件も後を絶たないなど、深刻な状況が続いています。こども家庭庁では、家庭や学校、地域等の社会全般にわたり、児童虐待問題に対する深い関心と理解を得ることができるよう、令和5年度から11月を「秋のこどもまんなか月間」と定め、取り組みの一環として、「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」を実施しています。滝上町でも、子ども・子育てにやさしい社会づくりのために、社会全体でこどもや子育て中の方々を支える機運を醸成することを目的として、期間中に児童虐待防止のための広報・啓発活動など種々な取組を集中的に実施します。

児童虐待とは

 親など現に子どもを監護している保護者が、子どもに対して身体的な危害を加えたり適切な保護や養育を行わないこと、言葉によるおどかしや拒否的な態度をとったりわいせつな行為をすること(させること)などによって、子どもの心身を傷つけ、健やかな成長、発達を損なう行為をいいます。

なぜ体罰や暴言をしてはいけないのか

 全ての子どもは、健やかに成長・発達し、その自立が図られる権利が保障されることが、平成28年の児童福祉法の改正によって明確化され、保護者は、子どもを心身ともに健やかに育成することについて、第一義的責任を負うとされています。また、全ての国民は、子どもの最善の利益を考え、年齢や成熟度に応じて子どもの意見が考慮されるように努めることとされています。

 子どもの権利が守られる体罰等のない社会を実現していくためには、一人ひとりが意識を変えていくとともに、子育て中の保護者に対する支援も含めて社会全体で取り組んでいかなくてはなりません。
 たとえ親などがしつけと思っていても、体罰や暴言は子どもの成長及び発達に悪影響を与えることが科学的にも明らかになっています。

困っている親を追いつめないでください

虐待をしてしまう保護者は、子育ての不安やいろいろな事情があり、家庭全体に多くの悩みを抱え、援助を必要としているのかもしれません。
周囲から保護者への一方的な非難は、かえって家庭を孤立させ、問題を悪化させることがあります。子どもは社会全体で守っていかなければなりません。
子どもを助けたいと思う一報が子どもの命を救い、家庭全体を救うのです。

「虐待かもしれない」と思われた時はお電話ください。

・身体的虐待「不自然な傷が多い」、「叩く音や泣き声が聞こえる」、「家の外に締め出している」
・ネグレクト「衣服や体がいつも極端に汚れている」、「車内に子どもが放置されている」
・心理的虐待「子どもに対して暴言がある」、「きょうだい間差別がある」、「夫婦間DVがある」
・性的虐待「子どもにわいせつな行為をしている(させている)」
など、子どもへの影響が危惧されるようなことがあれば、連絡してください。

児童虐待防止対策関連リンク


児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」・
児童相談所相談専用ダイヤル「0120-189-783(いちはやく おなやみを)」
https://www.mhlw.go.jp/189-ichihayaku/


体罰等によらない子育てのために
https://www.mhlw.go.jp/no-taibatsu/


北海道の相談窓口はこちら
 

④滝上町での取り組みについて

 滝上町では、子どもの健やかな成長発達をサポートするため、様々な子育て支援事業を実施しています。下記に一部事業を抜粋して紹介いたします。

子育てセミナー

これまでに実施した子育てセミナーの内容や、ホームページ上に臨床心理士の先生による、子どもの心の育ちに関する記事を掲載しています。
こちらからご確認ください。(滝上町ホームページ内リンク)
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広報たきのうえ(2023.3月号抜粋)
 

ライフステージに応じた子育て支援事業

ライフステージ毎に子育て支援事業の内容を掲載しています。
こちらからご確認ください。(滝上町ホームページ内リンク)
 

子育て応援バトンファイル(地域でつなげるバトン事業)

出産後、新生児訪問や転入の手続き時等に配布しているバトンファイルについてのお知らせです。
こちらからご確認ください。(滝上町ホームページ内リンク)
 

滝上町公式LINE

これまで、新型コロナワクチン接種に関する情報発信・予約や安心安全メールで利用していた滝上町公式LINEですが、4月からリニューアルし、ごみ情報や防災情報をはじめ、子育てに関する様々な情報を掲載しています。また、お知らせ配信にご登録いただくと、定期的に子どもに関するイベント情報等が配信されます。ぜひ、ご登録下さい。
こちらからご確認ください。(滝上町ホームページ内リンク)
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さいごに

 滝上町では、子ども子育て支援事業計画を策定し、「いきいきと安心して子育てができるまち」を基本理念として、各事業を展開しています。

基本目標

(1)「子どもの発育を支える支援」
 子どもが成長するための出発点は家庭であり、すべての子どもが家庭において健康に発育するためには、各家庭において保護者が安心して出産・育児ができる環境づくりが必要です。
そのために、妊娠から出産、発育といったステージごとに、経済的負担軽減などの支援も含め、乳幼児健診や離乳食教室などにより、子どもが健康的に発育できる支援に取り組みます。
また、妊婦とその夫の母性と父性を育む支援や、親子の触れ合いの場の提供などにより、家庭や地域における保育・教育力の向上に取り組みます。
(2)「子育て支援サービスの充実」
 家庭において安心して子育てを行うには、地域における保育サービスの充実や、子育て家庭を支える社会資源の整備など、公的サービス・支援の充実を図ることが重要です。
そのため、現在町内にある保育施設における保育サービスや既存サービスを引き続き提供するのはもちろんのこと、子育て家庭のニーズを的確に見極め、必要な場合は、町内の社会資源の状況等を勘案しながら、サービスの更なる充実・拡充について検討を進めます。
また、町独自の支援も実施し、家庭における子育てに対するきめ細やかな支援を行います。
(3)「子どもが健やかに成長できる環境づくり」
 すべての子どもが自分らしくいきいきと健やかに成長できるよう、子育ての悩みや不安を持つ 保護者への支援や、障がいを持つ子どもとその保護者への支援、さらに、子どもが文化・芸術に触れることのできる環境づくりに取り組みます。
また、関係機関と連携した、育児放棄や虐待等によりケアを必要とする子ども(要保護児童)の早期発見やその適切な対応(保護)、子どもが放課後に安全・安心に過ごせる居場所の提供などにより、子どもの安全の確保に取り組みます。
(4)「滝上らしさを生かした逞しい成長の支援」
 本町は山や川などの豊かな自然に囲まれ、生活の中にその自然の恩恵が息づいており、そうした土壌の上に刻々と刻まれてきた郷土の歴史や文化があります。
そうした本町ならではの特性や魅力を活かして、滝上でしかできない「体験や交流」・「学び」を通じて子どもたちの「生きる力」・「考える力」・「感じる力」を引き出し、逞しく成長できるような支援・取り組みを推進します。

第2期滝上町子ども・子育て支援事業計画についてはこちら
 

滝上町子育て世代包括支援センターについて

 子育て世代包括支援センターとは、母子保健法に基づいて市町村が設置している保健師等の専門スタッフが妊娠・出産・育児に関する様々な相談に対応し、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を一体的に提供する窓口です。滝上町では、令和2年より設置し、産前・産後のからだのこと、心のこと、育児のこと、町内の子育て支援のことなど、様々なご相談をお受けしています。
 子育てに関するお悩みは、保護者の方だけで抱えるのではなく、家族や友人、職場の方や身近な行政機関等でご相談することも大切です。滝上町子育て世代包括支援センターでもご相談をお受けしていますので、気軽にお問い合わせください。 
 

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お問い合わせ

保健福祉課 子育て世代包括支援センター

〒099-5692

北海道紋別郡滝上町字滝ノ上市街地4条通2丁目1番地

電話:0158-29-2111

FAX:0158-29-3588

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